4つの「人ざい」
組織の「人ざい」は4つにカテゴライズされます。従業員の特徴を把握したうえで最適な理解が重要です。
人財
定義
企業理念に共感し、その理念に基づいて会社を前進させる力を持つ人材。組織の成長に大きく貢献し、会社のビジョンを実現するための原動力となる。
- 企業理念を理解し、共感し波及できる。
- 自発的かつ積極的に行動し結果を出し、会社を成長させる
- 組織にとって欠かせない存在
会社の環境次第でキャリアアップを求め退職する
人材
定義
特定のスキルや知識を持ち、業務をこなす能力のある人材。一定の貢献をするが、企業理念やビジョンに対する共感や理解が浅い場合がある。
- スキルや経験に基づいて業務を遂行する
- 基本的には組織の一部として機能するが、理念に基づいた行動は限定的
- 長期的なビジョンへの貢献が不透明
人財にも人在にもなり得る
組織で非常に重要なポジション
人在
定義
組織に所属しているだけで、特に積極的に貢献していない人材。業務をこなすが、特段の付加価値を生み出すことはなく、存在が中立的である。
- 必要最低限の業務はこなすが、それ以上の貢献はしない
- モチベーションや情熱に欠け、受け身であることが多い
- 組織に対してプラスもマイナスも与えない存在
人材にも人罪にもなり得る
人罪
定義
組織にとって有害な存在であり、組織の成長を妨げる人材。トラブルを引き起こしたり、他の社員のモチベーションを低下させる要因となる。
- ネガティブな行動や態度が組織に悪影響を及ぼす
- トラブルメーカーであり、チームの四季を低下させる
- 働きかけの結果次第では、組織から排除すべき存在となり得る
環境やコーチング次第で人在になり得る